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コラムの泉

労働基準監督署の臨検監督 その1

カテゴリ
労務管理  >  全般  /  労働基準法
最終更新日
2013年02月14日 19:34
著者
原 労務安全衛生管理コンサルタント事務所 さん
ポイント
299,596ポイント
ポイントランキング100

福岡で企業のコンサルタントを行う

原 労務安全衛生管理コンサルタント事務所
          (社会保険労務士

    http://www.roumuanzeneisei.jp


※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

今回は、各会社を訪問する労働基準監督官のお話です。

長くなるので、数回に分けたいと思います。


実は、私も一昨年度まで首都圏で19年間労働基準監督官をして、

家庭の事情で辞職しました。

現在は、その経験を活かしながら社会保険労務士の資格を取得し

企業の労務管理・安全衛生管理のコンサルタントを行っています。


どうしても、労務関係は、それぞれ特化した方が支援する体制になっており、

労働条件や労働・社会保険の関係は社会保険労務士

安全関係は安全コンサルタント(国家資格)

衛生関係は衛生コンサルタント(同上)

と、分業しているような状況です。

社会保険労務士も、助成金中心とか、給与計算中心とか、

比較的利益を上げやすい就業規則中心などに特化しながら

業務を行っている人も多いようで、労働条件も全般に得意にしている方も

限られているようです。


幸い、どの分野にも明るく、トータル的に業務を横断してサポートできるということで

※唯一、年金関係は素人に毛が生えた程度の知識になりますが

労働問題の解決や安全衛生、さらに個人情報管理までトータル的に業務を行っています。



       ※     ※    ※    ※


さて、宣伝が長くなってしまったので、本題に移ります。



労働基準監督署、これは、ご存じ厚生労働省の地方出先機関です。

ハローワーク同様、都道府県に1つづつある労働局の中で、

労働基準部と総務部が所管する業務を、各地域で行っています。

労働基準監督署は、大中小様々な規模のところがあります。

ただ、規模は異なるけれども、業務はすべて同じです。


まず庶務関係の業務を 「業務課」 または 「監督課庶務係」

労災保険の取り扱いを 「労災課」 または 「労災・安衛課」 もしくは 「労災第1課・第2課」

安全衛生の関係は 「安全衛生課」 または 「監督・安衛課」 もしくは 「労災・安衛課」

そして、臨検監督を行う 「方面」 または 「監督課」 もしくは 「監督・安衛課」

これらの仕事を分担して行っています。

都市部の大きな監督署では、職員だけで70名ほど、

小さな所では5名ほどのところもあります。

実際には、それ以外に多数の非常勤職員が勤務しており、

窓口では、だれが正規の職員なのか区別がつきにくくなっていると思います。


大勢の職員の中、その中で、監督署の名前の通り、「監督」を行うのが

 労働基準監督官

の仕事になります。


実は、労働基準行政は、三官制度と言って

  事務官 技官 労働基準監督官

という3つの官職を持っている者で構成されています。


数年前から、労働基準行政には労働基準監督官以外の採用枠がなくなり、

事務官・技官は、いずれ消滅してしまうという人事制度が設けられました。

監督署でも、一部の業務を除いて、すべて監督官が行うということに

将来的にはなることになっています。


そして、その労働基準監督官ですが、

これは、毎年労働基準監督官採用試験が行われており、

合格した者は、すべて霞が関の厚生労働省で管理することになっています。

実際には、全国各地の監督署に配属され、

そこで実務の研修を積みながら、埼玉の朝霞市にある労働大学校で

数か月に及ぶ合宿生活を送りながら研修を受けることになります。


そうして、研修をうけ、実務を積んだ者が、

やがて、各会社に訪問して、 「監督」 を行うことになるのです。


よく、監督署対策などのホームページには

 監督官の 「監査」 「調査」 「査察」 「臨検」

など書かれています。

でも、実際にはそういう呼び方はしていません。


「調査」 は、許認可の申請を受けて、訪問する「実地調査」になってしまうし、

「監査」 や 「査察」 などは そのような呼び名を使っていません。

「臨検」 は 少し惜しいのですが、事業場に訪問することを「臨検」と呼び

出頭通知など出して、調査をおこなうことは 「呼び出し」 になるわけです。


そのため、労働基準監督署労働基準法労働安全衛生法などの条文を元に

企業に対して職権で調べることを

      監督

と呼んでいます。

訪問した場合は、 「臨検監督」 だし、 呼び出した場合が 「呼出監督」

呼出しのうち、たくさんの会社を会議室などに呼んで調べる場合が 「集合監督」 になります。


このうち、呼び出しは事前にわかっていることなので、

臨検監督について触れていきたいと思います。



長くなるので、続きは後日
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-167709



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 福岡で元労働基準監督官が行うコンサルタント事務所

  原 労務安全衛生管理コンサルタント事務所

    労務安全衛生アドバイザー 原  論(さとし)
         (社会保険労務士

     http://www.roumuanzeneisei.jp
     http://acchandd.blog.bbiq.jp(ブログ)

 ※以前 acchanpapa の名前で書き込みしていました。

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