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コラムの泉

明細書を書くときに意識をすること

カテゴリ
企業法務  >  知的財産権
最終更新日
2017年01月10日 19:45
著者
特許業務法人ライトハウス国際特許事務所 さん
ポイント
174,648ポイント
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 ■□■□■ 明細書を書くときに意識をすること 第121号 ■□■□■
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あけましておめでとうございます。

田村良介です。

本年もよろしくお願い申し上げます。


「一年の計は元旦にあり」と言いますが、
もう計画や目標を立てられましたでしょうか。


年の初めに目標を立てたとしても、

多くの場合は、すぐに、
その目標を忘れてしまうそうです。


私も、思い当たります。。。

「ダイエットをする」と宣言しても、
3日後には、甘いものを食べているとか(汗)



目標を忘れないための方法としては、

目標を紙に書いて、
目標を書いた紙を、持ち歩いて見ること、

だそうです。


日頃から、目標を意識することで、
目標を達成する可能性も、ぐっと高まる、

ということなんだと思います。


「○○大学合格!」といったように、
目標を紙に書いて、壁に貼る、

というのは、良い方法なんですね。



毎年、掛け声になっているダイエットを、

今年こそは、
掛け声に終わらせないようにしたいです。



さて、今日の本題です。


特許請求の範囲は、

権利を受けようとする発明を特定する、
という役割をはたすものです。


一方、明細書は、

その発明の内容を具体的に説明する、
という役割をもっています。


言い換えれば、明細書は、

特許法36条4項1号の実施可能要件、
(当業者が発明を実施できる程度に記載されていること)

特許法36条6項1号のサポート要件、
特許請求の範囲に記載された発明が、
 発明の詳細な説明に記載したものであること)

を満たすための役割をはたすものです。



実は、これだけではなく、
明細書はもう一つの役割をもっています。


それは、

将来的に、特許請求の範囲を補正する必要が
でてきたときに、その補正の根拠となる、

というものです。


明細書を書くとき、

実施可能要件とサポート要件については、
意識をしながら書きますが、

補正の根拠を記載している、ということは、
意識をしないと忘れがちになります。


日本語の文章は、主語や述語が省略されていても、

前後の文脈で、なんとなく意味が通じるような
文章になることがあります。


ですから、明細書を書いているときに、

曖昧な表現になっていることに気が付かない、
必要なことを省略していることに気が付かない、

といったようなことが、起こります。


その結果、いざ補正をしようとなると、
明細書をもう少し明確に書いておくべきだった、

ということになります。



対策としては、明細書を書くときに、

将来、この記載をもとに、
特許請求の範囲を補正できるか?

ということを意識すること。

これで、曖昧な表現も、かなり減らすことができます。



目標も、日頃から意識をすることで、
達成の可能性が高まるのだと思いますが、

明細書も、補正の可能性を意識することで、

曖昧な表現ではなく、
より明確な文章を書くことができます。




|◆今日のポイント◆
└───────────────────

 ☆明細書を書くときに、『補正の根拠を記載している』
  ということを意識をしないと忘れがちになる。

 ☆補正の可能性を意識しながら、明細書を書くことで、
  明確な文章を書くことができる。



今回のメルマガは以上となります。

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