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コラムの泉

独身税はすでに存在する。

カテゴリ
労務管理  >  労働基準法
最終更新日
2017年11月17日 13:58
著者
社会保険労務士 山口正博事務所 さん
ポイント
7,566,724ポイント
ポイントランキング100







2017年12月20日号 (no. 1046)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【独身税はすでに存在する。】
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独身者に課税する「独身税」なるものが話題ですが、似た話題は時折、発生しています。

2015年の2月には「子無し税」というものが話題になって、これは今回の独身税とほぼ同じものです。

http://www.growthwk.com/entry/2015/02/24/124303
子供がいない人は巧妙に損をするようになっている。(Tue.20150224)


子供がいないのだから、経済的負担が少ない。だから、子供がいる人よりも多く負担するべき。言いたいところは概ねこれと同じです。


https://news.yahoo.co.jp/byline/syunsukeyamasaki/20170904-00075349/
独身税は本当に悪なのか、本当に取られるのか少しまじめに考えてみる

子無し税にせよ、独身税にせよ、ネットでバズるために作り出したネタでしょうが、扱いやすい話題であるため食いつく人もいます。


https://news.yahoo.co.jp/byline/syunsukeyamasaki/20170904-00075349/
かほく市ママ課の「独身税提案」報道 市は「事実でない」と否定、苦情に困惑

その後、独身税など提案していないと火消し処理が施され、これでお開きという雰囲気です。


確かに、子供がいれば時間やお金がかかりますから、独身者に比べて、不利と言えば不利です。既婚で、子供が2人もいれば、「独身の奴らは気楽でいいよな。子供の世話をしないでいいし、経済的にも余裕があるし、何だかムカつくな」と。こんな気持ちになるのも分かります。

だから、「独身者に税金を払わせよ」と言いたくなるわけです。


しかし、独身税なり子無し税が無くても、現状でも独身者はすでに不利な扱いを受けています。


例えば、児童手当。中学生までの子供に対して毎月15,000円から5,000円の給付があります。さらに、義務教育の費用も税金から支出されているので、これも子供がいない人から子供がいる人へ所得が再分配されています。

また、税金面では、扶養控除があります。子供がいれば扶養枠を利用して税負担が軽減されますので、これも子供がいる家庭への恩典です。

さらに、健康保険被扶養者制度もあります。被扶養者だと毎月の健康保険料は0円ですので、これも子供がいる家庭に有利な仕組みです。

あとは、産休時や育休時の社会保険料免除(保険料は免除だが、事務処理では保険料を支払ったものと扱われる)もあります。子供がいなければ当然ながら免除はありませんから、これも独身者には不利な仕組みとなっています。


家族なり子供がいる家庭が優遇される仕組みは充実しており、独身者から所得が再分配される仕組みがすでに構築されています(課税 ≒ 所得再分配)。このような経済的ペナルティは、実質的に独身者に対する課税と考えられますし、もしくは子無し税と考えてもいいでしょう。


「独身者に税金を」というのは、既婚者の独身者に対する卑屈な感情が発露した形だと思います。

子供がいて家庭をもつ人がどれほど優遇されているか。これを知れば、子無し税や独身税を設けるべきとは思えなくなります。

 

 




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合格率0.07%を通り抜けた大学生。


今、私はこうやって社労士という職業で仕事をしているわけですが、子供の頃からなりたかった職業というわけではなくて、大学生の頃に遭遇したきっかけが始まりです。

子供の頃になりたい職業というと、男の子ならば、警察官やスポーツ選手、パイロットというのが良くあるもの。女の子だと、スチュワーデス(今はキャビンアテンダント)、花屋さん、ケーキ屋さん、保育園の先生とか。そういう社会的に広く認知されたものが選ばれるので、小学生や中学生が社労士になりたいなんてことはゼロではないのでしょうが、極めて稀でしょう。

私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。だって、簡単そうなイメージがするでしょ、社労士なんて。チョチョッと勉強すれば、スルッと合格できるだろう。そう思っている人も少なくないはず。

「よく知られている資格 = 難しい」、「あまり知られていない資格 = 難しくない」。こういう判断基準があって、社労士は後者に該当するため、難しくないだろうと思われてしまうわけです。

私もそうやってナメていたクチですから、不合格になったんです。

実際は、想像しているよりも難易度は高くて、大学生の頃に約1年ほど時間を投じて、やっとこさ合格したのが本当のところ。


どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。

社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。

とはいえ、学生の人が社労士に興味を持つというのはやはりレアで、何らかのきっかけが無ければ出会えないでしょうね。ただ、珍しいといっても、毎年、1割弱ほどは学生の受験者がいるので、受験者の総数を5万人と仮定すると、その1割弱なら3,000人から4,000人ぐらいは学生がいます。

そういう方の役に立つならば、私の経験も使っていただきたいですね。


http://www.growthwk.com/entry/2017/02/28/121910?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171220_2
大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡




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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20171220_3





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決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。

他には、雇用保険社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。

労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。

しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。


一例として、

Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
Q:残業しないほど、残業代が増える?
Q:喫煙時間は休憩なの?
Q:代休振替休日はいつまでに取ればいいの?


このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。

▽    ▽   『仕事のハテナ 17のギモン』    ▽    ▽
http://www.growthwk.com/entry/2017/05/23/132023?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod_common_20171220_4



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