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コラムの泉

育児短時間勤務

カテゴリ
労務管理  >  全般
最終更新日
2017年12月26日 12:21
著者
野手人事労務コンサルティング さん
ポイント
676,846ポイント
ポイントランキング100

駅や空港、病院などの公共の場で、些細なことでキレて駅員や職員らに手を出したり、
怒鳴ったりする中高年男性が目立つそうです。
一見穏やかで分別のありそうな大人の男性がなぜキレてしまうのでしょうか?
専門家は、「ギスギスした職場環境や高齢者の孤独といった現代社会のひずみが背景にある」
としたり顔で説明をしています。
でも、それでは説明しきれない中高年男性による被害が、鉄道駅員や飛行機内のCA、
更には病院職員にも及んでいるようです。
“指示に従って入院しているのに何で治らないんだ”。都内の某大手病院に乳がんの疑いで
入院した患者の夫(50代)は、回復しない妻の容体にイライラを募らせて、担当医と看護師に
怒りを爆発させ、医師が病状をいくら説明しても納得せず、逆にエスカレート…。
結局2時間以上も医師と看護師を拘束し大声で怒鳴り続けるなど、常軌を逸した行動を取ったなど
の実例も伝えられています。
なぜ、中高年男性はキレやすくなったのか?「『上から目線』の構造」の著者で心理学者の
榎本博明さんは、
近年の経営合理化策の推進でリストラされたり、人員削減で仕事量が増えたりして、
中高年男性のストレスが増加していることを背景にあげています。
そして「職場でお荷物扱いされ、家庭では軽んじられて居場所がない中高年男性は増えている。
彼らは自分に自信がないから他人の視線が気になって、被害者意識が強まり、ちょっとしたこと
でも自分がバカにされたと思い激高する。
唯一、自分が尊重される場が「客という立場に立てるところ」だけなのだ。その最後のよりどころ
である客の立場を軽く見られると、怒りが爆発して衝動を抑えられなくなるのだろう」と
説明しています(客の立場になると「普段より威張る」というところには私にも覚えがあります。
何しろ普段は、周りに気配りを絶やさずに小さくなって暮らしているもんですから……)。                                                
このキレる現象は現役世代だけでなく、退職者の間でも広がっています。「暴走老人!」
などの著書がある作家の藤原智美さんは、「地縁や血縁が薄くなった昨今、昔に比べて親戚や
他人と話をする機会が減った。対話能力も低下しており、不満があってもなかなか口に出せない。
そのストレスが限界点を超えた時にキレるのではないか」、「今の時代、家族がいても足枷に
なりたくないから、『自分はまだ元気だから一人で大丈夫』と強がる独居老人も増えている。
また、両親を地方に残して都会で働いている人も多く、やはり寂しいですよね。
寂しくても『寂しい』とは言いたくない!でもそこを理解してほしいという、
まさに反抗期の子供が『自分の気持ちを分かって!』というのと同じようなイライラから
くることが多い」と解説しています。

私も、「仕事を終えた夕方、暗くて寒い家に帰って、明かりをつけて暖房を入れ、一息
ついてから風呂を沸かす。そして一風呂を浴びてから、テレビを見ながらの晩酌を始める。
いくときかを過ごしたあと酒に酔った頭で寝室に行き、“あぁ疲れた!”と言いながらベッドに
潜り込んで一日が終わる」という何とも味気のない、イライラを抱え込んだままの毎日を
過ごしています………。

高齢になってからの一人暮らしは、寂しいものです。でも「寂しくても『寂しい』とは
言いたくない」との心情は、多分独居老人に共通しているのかもしれません。
それはやせ我慢でしょうか? 確かに高齢者には今まで生きて来たことへの自信というか
強がりの面があるのかもしれません。
でも、それ以上に自分と自分の配偶者とで数十年掛けて築き上げてきた夫婦のライフスタイルを
そのまま守りたい、今さら変えたくないという思いの方が強いのではないでしょうか?
だから、一人になっても前の(妻と暮らしていた)ときのままの生活を続けているのでしょう。

現実を見てみても、高齢者の独り暮らしは、決して少数派ともいえないようです。
ベストセラー『おひとりさまの老後』では、「高齢者の独り暮らしを“おさみしいでしょうに”
と言うのは、もう止めにしたほうがよい。とりわけ、本人がそのライフスタイルを選んでいる
場合には、全く余計なお世話というものだ」と綴られていますし、「今は同居しないほうが親子
双方にとってラクなようで、経済的に余裕があれば、別居を選択する人が増えている」と
指摘する学者もいます。

私も「子供の家族」などと一緒に暮らすよりは、一人暮らしの方が「キラクでいい」派です。
何といっても、夜、一杯やりながら誰にも遠慮せずに、大声でテレビタレントやコメンテータを
ヤジったり、けなしたりするのは痛快で、何よりのストレス発散法になっています。
 しかーし、家人が他に居ればそうはいきません。遠慮があるので、ヤジも小声でブツブツ
言うことになるでしょう。そしてそんな生活は、きっとストレスが溜まりに溜まって、いつも
何かブツブツ言っているしかめっ面の「偏屈老人」に私を変えてしまうことでしょう。

高齢者には、確かにしかめっ面で斜めからものを見る「偏屈老人」の一面はあるかもしれません。
勿論、私にもあります。でも、テレビに映っている著名人を相手に誰にも迷惑をかけないように、
ひとり、大声で罵声を浴びせて得意になっている、少し寂しげな「滑稽・暴走老人」の方が、
私には似合っています。


前回の「無期転換申込権」についての話は、如何でしたでしょうか。
今回は、「育児短時間勤務」についての話をします。

──────────◆ 目 次 ◆──────────────
○育児短時間勤務
───────────────────────────────
他社で出産育児休業などを取得した後、当社に入社した2歳の子を養育
する女性社員から育児短時間勤務をさせてほしいとの申し出があった場合、
応じないといけないのか?

従来、その会社で育児短時間勤務制度の対象となった女性社員たちは、
産前産後休業と育児休業を続けて取得し、復職した後、短時間勤務をする
場合に限られていましたが、当社在職中に出産していない者にも、育児
短時間勤務をさせないとならないのかという新らたな問題が発生しました。
事業主には、育児・介護休業法によって、3歳までの子を養育する労働者
から申し出があった場合に利用できる短時間勤務制度(1日原則6時間)
を設けることが義務付けられていますので、従業員から申出があれば、
利用させる必要があります。

この育児短時間勤務制度は、3歳までの子を養育していればよく、在職中に
産前産後休業や育児休業を取得したかどうかといったことは関係ありません。
従って、3歳未満の子を養育している従業員から申し出があった場合には、
育児短時間勤務制度をさせなければなりません。
ただし、1日の所定労働時間が6時間未満の者は短時間勤務制度の対象外とされ、
また、入社1年未満の者、週の所定労働日数が2日以下の者については、
労使協定の締結により、育児短時間勤務の適用を除外することが可能と
されています。

本事案では、当該女性社員は、産前産後休業、育児休業を取得していないとのこと
ですので、入社して比較的日が浅い方と考えられます。
従って、その女性社員が入社して1年未満で、また、「育児短時間勤務の対象から
入社1年未満の者を除外する内容の労使協定」が締結されている場合には、女性社員
からの育児短時間勤務の申出を認めなくて差し支えありません。
なお、入社1年未満か否かの判断時点は、申出の時点となります。
そのため、現在1年 に満たない場合にも、1年経過したあとに申し出があれば、
育児短時間勤務をさせなければならないことに留意が必要です。
現在では、子育て中であっても、転職が行わることも少なくなく、これまでに
ないケースの従業員から育児に関する制度の適用の申出があり、会社の担当者が
判断に迷うことが多くなっているように思います。


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