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コラムの泉

出勤や退勤の打刻を忘れたら欠勤になる?

カテゴリ
労務管理  >  労働基準法
最終更新日
2018年06月14日 11:12
著者
社会保険労務士 山口正博事務所 さん
ポイント
7,420,753ポイント
ポイントランキング100







2018年8月1日号 (no. 1139)
3分労働ぷちコラム バックナンバーはこちら
http://www.soumunomori.com/profile/uid-20903/





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---3分労働ぷちコラム---
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本日のテーマ【出勤や退勤の打刻を忘れたら欠勤になる?】
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■アナログだが、シンプルなタイムカード。


労働時間を記録する方法は色々とありますが、
最もよく使われているのは、

タイムカードでしょう。 


出勤のボタンを押して、
カードを入れると、

出勤の欄に時間が印字される。


また、


退勤のボタンを押してカードを入れると、
退勤の欄に時間が印字されます。

 


実にアナログな装置ですが、
今でも使われているんですね。


FAXみたいなものです。

あんなに不便で、
料金も高い(1通で50円ぐらいかかる)し、
おまけに不鮮明な印字しかできない。

けれども、まだFAXを現役で使っている事業所もあります。

文書をスキャン(スキャナーでもいいし、スマホのカメラを使ってもいい)して、
メールやオンラインストレージで相手に送ったほうが
遥かに早くて、確実で、低費用なのですが、

それでもFAXを使うんですね。


タイムカードも、FAXと同じぐらいレガシーな装置ですが、
シンプルであり、誰でも使えるため、今でも使用されているのでしょう。

 

 

 


■出勤の打刻を忘れた。退勤の打刻を忘れた。


出勤したら、タイムカード機にカードを入れる。

仕事が終わったら、またタイムカード機にカードを入れる。

 

単純な作業ですが、人の手でやることですから、
ときに忘れてしまいます。


出勤するときにタイムカードを入れるのを忘れて、
仕事が終わった段階になって、

「あっ! 来たときにカードを入れるのを忘れてた」
なんてことも。

これ、ありがちですよね。


他にも、

出勤時は、「出勤ボタン」を押して、
カードを入れる必要がありますが、

前の人が使ったときに「退勤ボタン」を押したままになっていて、
出勤なのに退勤の欄に出勤時間が印字されたり。

これも、あるあるな出来事。


さらに、

仕事が終わったときに、
タイムカードのことを忘れていて、
そのまま帰っちゃうとか。

 

人のやることですから、
忘れてしまうときもあります。

では、打刻を忘れてしまったら、
どうなるのか。

 

 

 

■打刻を忘れたら欠勤になるの?


時間が記録されていないと、
働いた時間が分かりません。

始業時間が記録されていなければ、
何時から仕事を始めたのか分かりません。

また、

終業時間が記録されていないと、
仕事が終わった時間が分かりません。


時間が分からないと、給与を払えない。

だから、

「打刻を忘れたら、欠勤にします」

という会社もあるようです。


労働時間を記録するのは大事ですし、
記録されていなければ給与計算にも支障があります。

しかし、

打刻を忘れただけで、欠勤にするのはダメです。

 


出勤時間や退勤時間が記録されていないとしても、
実際に仕事をしたとなれば、
それに対して賃金を払わないといけないのです。

 

例えば、

10時から15時までの勤務シフトで、

出勤打刻を忘れて仕事を始めてしまい、
15時に仕事を終わる段階になって、
「あっ! 忘れてた」と気づいたらどうか。


5時間は仕事をしていたものの、
出勤打刻を忘れただけで、
5時間が無賃労働になるのか。

これで欠勤にしてしまったら、
賃金未払いになります。

 


打刻を忘れたのは本人の責任ですが、

打刻を忘れても、
実際に仕事をしたならば、

それに対しては給与を払わないといけません。


当日、出勤していた人から聞けば、
本人が出勤していたのかどうかは分かります。

相互に確認して、
あとから出勤時間を記録することは可能です。

 

ゆえに、

出勤打刻や退勤打刻を忘れたことをもって、
直ちに欠勤としてはいけません。


打刻を忘れたとしても、
実際に仕事をしていたと確認できれば、
後から時間を記録して修正します。

 






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合格率0.07%を通り抜けた大学生。


今、私はこうやって社労士という職業で仕事をしているわけですが、子供の頃からなりたかった職業というわけではなくて、大学生の頃に遭遇したきっかけが始まりです。

子供の頃になりたい職業というと、男の子ならば、警察官やスポーツ選手、パイロットというのが良くあるもの。女の子だと、スチュワーデス(今はキャビンアテンダント)、花屋さん、ケーキ屋さん、保育園の先生とか。そういう社会的に広く認知されたものが選ばれるので、小学生や中学生が社労士になりたいなんてことはゼロではないのでしょうが、極めて稀でしょう。

私が社労士試験に合格したのは大学4年のときで、いわゆる「現役合格」です。けれども、3年の時に一度不合格になって、ヘコんだんです。「たかが社労士試験ごときにオチたのか」って。だって、簡単そうなイメージがするでしょ、社労士なんて。チョチョッと勉強すれば、スルッと合格できるだろう。そう思っている人も少なくないはず。

「よく知られている資格 = 難しい」、「あまり知られていない資格 = 難しくない」。こういう判断基準があって、社労士は後者に該当するため、難しくないだろうと思われてしまうわけです。

私もそうやってナメていたクチですから、不合格になったんです。

実際は、想像しているよりも難易度は高くて、大学生の頃に約1年ほど時間を投じて、やっとこさ合格したのが本当のところ。


どうすると不合格になるか。どんなテキストや問題集を使えばいいか。問題集の使い方。スマホをどうやって社労士試験対策に活用するか、などなど。学生の頃の視点で書いています。

社労士試験というと、社会人の受験者が多いですから、学生の人の経験談が少ないんですよね。だから、私の経験が学生の人に役立つんじゃないかと思います。

とはいえ、学生の人が社労士に興味を持つというのはやはりレアで、何らかのきっかけが無ければ出会えないでしょうね。ただ、珍しいといっても、毎年、1割弱ほどは学生の受験者がいるので、受験者の総数を5万人と仮定すると、その1割弱なら3,000人から4,000人ぐらいは学生がいます。

そういう方の役に立つならば、私の経験も使っていただきたいですね。


http://www.growthwk.com/entry/2017/02/28/121910?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20180801_2
大学生が独学で社労士試験に合格する方法: 合格率0.07%の軌跡




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残業で悩んでいませんか?

「長時間の残業が続いている」
残業代の支払いが多い」
「残業が減らない」

こういう悩み、よくありますよね。

ニュースでも未払い残業代の話題がチラホラと出てくるぐらい、残業に対する関心は高くなっています。

法律では、1日に8時間まで、1週間では40時間までしか仕事ができません。その水準を超えてしまうと、残業となり、割増賃金が必要になります。

とはいえ、1日で8時間と固定されていると不便だと感じませんか? 1週間で40時間と固定されていると不便だと感じませんか?


毎日8時間の時間制限があると、柔軟に勤務時間を配分できませんよね。

例えば、月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務というわけにはいかない。

仕事に合わせて、ある日は勤務時間を短く、ある日は勤務時間を長くできれば、便利ですよね。

でも、実は、「月曜日は6時間の勤務にする代わりに、土曜日を10時間勤務にして、平均して8時間勤務なので、残業は無し」こんなことができる仕組みがあるんです。

「えっ!? そんな仕組みがあるの?」と思った方は、ぜひ『残業管理のアメと罠』を読んでみてください。


『残業管理のアメと罠』
http://www.growthwk.com/entry/2012/05/22/162343?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_common_20180801_3





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決まったことを決まった手順で処理するのは難しいものではありません。例えば、給与計算。毎月1回は給与が支給されるので、その計算作業も毎月ありますけれども、頭を悩ませるほどのものではありません。

他には、雇用保険社会保険への加入手続きもちょくちょくと発生しますけれども、これも必要な書類を揃えて出すだけですから難しくない。

労務管理ではルーティンな業務があり、それらを処理するには特別な能力や知識は必要ありません。

しかし、時として、普段は遭遇しないような問題が起こります。例えば、休憩時間を1回ではなく何回かに分けて取るのはいいのかどうか。有給休暇を半日や時間単位で細かく分けて取ると便利なのかどうか。仕事着に着替える時間には給与は支払われるのかどうかなど。答えが1つに定まりにくい問題が労務管理では起こります。


一例として、

Q:会社を休んだら、社会保険料は安くなる?
Q:伊達マスクを付けて仕事をするの?
Q:休む人が多くて勤務シフトに穴が開く。対処策は?
Q:休憩時間を分けて取ってもいいの?
Q:残業を許可制にすれば残業は減る?
Q:残業しないほど、残業代が増える?
Q:喫煙時間は休憩なの?
Q:代休振替休日はいつまでに取ればいいの?


このような問題に対して、どのように対処するか。それについて書いたのが『仕事のハテナ 17のギモン』です。

▽    ▽   『仕事のハテナ 17のギモン』    ▽    ▽
http://www.growthwk.com/entry/2017/05/23/132023?utm_source=soumu&utm_medium=cm&utm_campaign=soumu_cm_clockperiod_common_20180801_4



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