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コラムの泉

スタートアップの人事・労務 5 就業規則を作った方が良い?

カテゴリ
労務管理  >  労働基準法
最終更新日
2018年10月12日 11:40
著者
社会保険労務士 田中事務所 さん
ポイント
574,281ポイント
ポイントランキング100

こんにちは。社会保険労務士の田中です。
スタートアップ企業の支援をしています。


☆☆ スタートアップのための人事労務 ☆☆

このコラムは、成長ステージにあるスタートアップ企業に
人事労務面のアドバイスをご提供しています。

スタートアップ企業を対象とした無料相談も実施していますs
スタートアップ企業の支援プログラムはこちら↓
http://www.tanakajimusho.biz/page16


☆☆ 第5回 就業規則はもう必要? ☆☆

今回は、就業規則の必要性を中心にお伝えします。
次回は、就業規則を作るときのポイントなどを予定しています。

労働基準法では、雇用する従業員役員除く)が10人以上になると、
就業規則を定めて、労働基準監督署に届け出ることになっています。
つまり、10人未満の場合は法的には作成する義務はありません。

とは言え、当所にご相談にみえるスタートアップ創業者の皆さまは、
以前(10年以上前との比較ですが)よりも就業規則を作成することに
意識が高く、実際にご自身で作成していることもあります。

当所では主に次の理由から、従業員雇用する前後に、
就業規則を作成することをお勧めしています。


☆☆ 創業後、早い段階で就業規則を作成した方が良い理由 ☆☆

ここでは、紙幅の関係もあるので概要だけをお伝えします。

・会社に一定の規律がもたらされ、それを前提とした上での
自由で柔軟性のある職場が実現できる。

・事前にルールを定めることで、会社が求めるライン(基準)を
大幅に逸脱する言動を抑えられる。

従業員が会社のルールを確認、理解でき安心して勤められる。

・あらかじめ「服務規律」の形で会社が社員に望むことを
メッセージとして発信できる。

・自由な職場とはいえ、問題言動への注意は必要であり、
 就業規則をその根拠とできる。

・万が一、解雇をはじめとする出勤停止・減給などの
懲戒をせざるを得ないとき、就業規則での定めが必要となる。

人事は、基本的に性善説で行うべきだが、状況によっては、
厳しく向き合わなければいけない局面が生じることがある。

・ネットで労務関連の知識を得て、会社に権利を主張する従業員
増えているので、会社として守りを固める必要もある。
(会社に問題がある場合や、本人の誤解、曲解の場合など、
権利を主張するきっかけは様々ですが。)


☆☆ 就業規則は自社で作成するべきか? ☆☆

これまでは創業者が商品開発・マーケティング・対外折衝、
採用・経理・総務などの会社業務の全てを行っていたかも知れません。

そして、それは会社の全業務を把握する意味でも有効ですが、
就業規則の作成は社会保険労務士等に委託する事をお勧めします。

まず、世間で流布されているサンプルは必ずしも会社に有利となっていません。
労働者に有利な内容が記載されているケースもあります。
ほかにも、サンプルには記載がなくても、あえて明記しておいた方が、
トラブル発生時に会社の不利益を少なくできる条項もあります。

また、就業規則には将来の人事トラブルを防ぐなどの
細かな作成ポイントが多々あります。
人事トラブルが起こると、お金・時間も使いますし、
何よりも精神的に疲弊してしまいます。
そのためにも就業規則の必要性は高いといえます。

なお、あえて創業者ご自身が作成したいこともあると思います。
その場合、作成後に外部の専門家にチェックを求めると良いと思います。
(むしろ、この方法は創業者自身が労働基準法を理解できる面もあります。)

今回も最後までお読みいただきありがとうございました。


就業規則についてご関心があれば、
以前のコラムになりますが、下記もご覧ください。

☆☆☆☆☆ 『就業規則の勘所』シリーズ ☆☆☆☆☆
その1 『パートタイマーや契約社員用の就業規則も作りましょう』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-153786/

その2 『身元保証には期限が有ります。必要に応じて更新しましょう。』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-154137/

その3 『試用期間について、免除・短縮・延長の規定を検討しましょう。』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-154342/

その4 『柔軟な人員配置ができるように、配置転換を規定しましょう。』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-154622/

その5 『服務規律は、時流に合わせて、常に見直しましょう。』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-154902/

その6 『勤務時間中のネット閲覧・私用メールの対策をたてましょう。』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-155352

その7 『有給休暇の起算日を見直しましょう』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-162747

その8 『時間外労働の取り扱いを見直しましょう』
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-163717

就業規則の『勘所』9 ペナルティ減額・ 無理を通して控除した
http://www.soumunomori.com/column/article/atc-165654/


☆☆ スタートアップの人事労務 ☆☆
他にも、次のような説明があります。ぜひ、お読みください。

1 スタートアップの人事労務 1 なぜ、労災保険は必要か?
  http://www.soumunomori.com/column/article/atc-173536/
2 スタートアップの人事労務 2 雇用保険はどのように役立つか
  http://www.soumunomori.com/column/article/atc-173554/
3 スタートアップの人事労務 3 人を採用する前後のアクション
  http://www.soumunomori.com/column/article/atc-173565/
4 スタートアップの人事労務 4 法人社会保険の加入が法的に必須
 http://www.soumunomori.com/column/article/atc-173577/


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田中事務所  特定社会保険労務士 田中理文
(立川・渋谷・新宿 で主に仕事をしています。)

http://www.tanakajimusho.biz/

未来を拓く次世代の経営者に、当所の経験とノウハウをお伝えします。
1人からスタートして、社会に影響を与える会社になるまで、
貴社に寄り添ってサポートします。

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