HOME > 相談の広場 > 労務管理について > 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

相談の広場

労務管理について税務経理について企業法務について給湯室

労務管理について

労務管理について、みんなに相談したり、分かるときは教えてあげたりと、相互協力のフォーラムです!
今話題のキーワード⇒  児童手当 休業補償給付支給請求書

1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん最終更新日:2016年11月26日 09:18
この場にはハイレベルの回答者の方が大勢おられますので、ぜひともご意見・お知恵を拝借致したく投稿させていただきます。

まず基本事項として、使う語句は法的文言として捉えてください。つまり振替休日代休はそれぞれの語句として使います。他も同じです。変形労働においては、原則振替休日は不可であり、就業規則に具体的振替事由等一定の条件を明記し、「予期せぬ事由が発生した場合」は振替が可能との通達があります。今回はそれらの条件をクリアしたものとします。

精算期間の具体的出勤表(シフト表)を既に各自に明示した後の話です。ある日の労働時間が10時間とします。これは精算期間内で割増を必要としない労働時間とします。この日と同じ週内の休日と振り替えた場合、2時間分は割増が必要となりますよね。ここまでは解釈例規等での説明で理解できました。

ところが次の場合も割増が必要との話が出てきたのでお伺いします。
2週間を精算期間として、日曜日を起算日とする変形労働です。1日の労働時間は7時間固定です。第1週めは5日間労働で35時間/週、第2週めは6日の勤務で42時間/週です。この時「予期せぬ事由が発生し」規定に基づき、第2週めの初日の日曜と翌日の月曜時を振り替えました。振り替えた日曜は当然7時間労働です。この時この週は42時間なので2時間分割増となる、というのです。当初から42時間だったわけで、振り替えても変わりません。もちろん精算期間内の所定労働時間数も変わりません。

また第2週の労働日を第1週の休日と振り替えた場合はどうなるのか、というのも気になります。最初の質問の回答が納得できれば同じとは思われますが。

ここで先の通達では1日10時間労働での解釈がありました。1日での話は理解できたのですが、週においても同じなのかということなんです。ちなみにこのケースを具体的に扱った通達は見つけることができませんでした。

皆さんのお知恵を貸してください。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 いつかいり さん2016年11月26日 17:47
著者 村の長老 さん こんにちは

前段は、コンメンタールにも例規の引用として記載があります。その週は他の日にやすめる休日が確保されている等、法定休日がからまないことを前提として、

解説文の字面を追うと、振替休日が不可なのでなく、就業規則に規定した振替しても「法定、所定いずれか長い方」との比較となり、超えた時間が時間外労働としてあぶりだされるという考え方に変わりないと思われます。例規の例は、月曜所定10時間と入れ替えると、元休日の日曜は所定0時間の日(=1日8時間を超える所定労働時間を設定してない日)ですので、長い方の法定8時間超えた2時間が時間外労働となりましょう。

ご提示の後段の例にしても、所定42時間の設定(=特定した週)ですので、同一週内の入れ替えに限りで時間外は発生しません。発生するのは、日または週の所定法定の長い方の時間超えた時点です。

4週4日の変形週休制を予備的におこなっているとの前提であれば、最後も同様です。

学説によっては、恣意的運用、繁閑がおりこめない設定であれば、変形労働時間制の設定を否定しているようです。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん2016年11月27日 11:44
いつかいりさん、いつも明晰な回答を参考にさせていただきありがとうございます。

さて、今回の私の質問ですが、最初の2週間の精算期間、つまり2週間の変形労働において、同週内での振り替え、別週での振り替えの2つです。

実は先の質問文に書いておいたように、42時間設定の週内においての振り替えであった場合、設定時間は変わらないのに2時間の割増が必要との行政見解が文書で見つかりました。
後者の第1週の所定労働時間は増えるので割増が必要となることは何となく理解できていたのですが、なんだか考えてる間に混乱してしまったようです。

ややこしくしたのは、やはり変形労働であってその精算期間内の所定労働時間は変わりがないのに、ということだったように思います。そもそも振り替えなのだから割増は必要ないはず、というのも混乱した一因でしょう。

まだまだ知らないことが多いのに情けないやらちょっとうれしいやら、でした。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 いつかいり さん2016年11月28日 04:00
振り替えた結果の2時間を時間外と扱う通知文にいきあたらなかったのですが、どういういいまわしでその結論を導き出すのか気になるところです。

例規の表現、

「特定された日(週)」は、文字通り条文の用語で、法定労働時間をこえた所定労働時間を設定した日、週というものです。

逆に「特定されない日(週)」とは、法定労働時間をこえてない所定労働時間を設定した日、週ということになります。

くだんの2時間は、振替を実施することで、特定した週の特典?が消滅する、と考えない限り、ついていけないです。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん2016年11月28日 07:47
今、手元に通達がありません。通達日等の情報をUPします。数日お待ち下さい。コンメンタールにも載っていたと記憶しているのですが・・・。

先の変形にて10時間労働であった日が・・・のものです。これは休日であった日に振り替えた場合、1日上限8時間という原則が当てはまるとのことです。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん2016年12月03日 14:31
大変遅くなりました。年末でバタバタしてました。

出典はコンメンタールではなく解釈総覧でした。

以下、長くなりますが中略しながらそのまま載せます。

【一年単位の変形労働時間制採用した場合における休日振替】
問:休日の振替を行うことがあっても、一年単位の変形労働時間制採用できるか。

答:一年単位の変形労働時間制は、使用者が業務の都合によって任意に労働時間を変更することがないことを前提とした制度であるので、通常の業務の繁閑等を理由として休日振替が通常通常行われるような場合は、一年単位の変形労働時間制採用できない。
なお、一年単位の変形労働時間制採用した場合において、労働日の特定時には予期しない事情が生じ、やむを得ず休日の振替を行わねばならなくなることも考えられるが、そのような休日の振替までも認めない趣旨ではなく、その場合の休日の振替は、以下によるものであること。
①(概略)就業規則休日振替を規定し、振り替える場合の具体的理由と振り替えるべき日を規定することが望ましい。
②対象期間においては連続労働日数が六日以内となること。
③特定期間においては一週間に一日の休日が確保できる範囲であること。また例えば同一週内で休日をあらかじめ8時間を超えて労働を行わせることとして特定していた日と振り替えた場合については、当初の休日は労働日として特定されていなかったものであり、労働基準法第32条の4第1項にて照らし、当該日に8時間を超える労働を行わせることとなった場合には、その超える時間については時間外労働となるものであること。
(平6.5.31 基発330号、平9.3.28 基発210号、平11.3.31 基発168号)

以上でした。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 いつかいり さん2016年12月03日 18:25
村の長老 さん 少し補足ください。

くだんの通達は先の大震災で計画停電があるかもしれないとのことで、1年単位をとる製造業からの問い合わせに、厚労省サイトに特設ページを設けて、紹介されていた有名な通達でもあります。

おもに秋の休日を停電の夏に振替え、電力不足をしのげないのか、という照会だったと思います。

ここには元休日であったので「日8時間超え」については言及ありますが、つづきに「週40時間枠」ものせてあるのでしょうか?

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん2016年12月04日 10:35
> くだんの通達は先の大震災で計画停電があるかもしれないとのことで、1年単位をとる製造業からの問い合わせに、厚労省サイトに特設ページを設けて、紹介されていた有名な通達でもあります。
>
> おもに秋の休日を停電の夏に振替え、電力不足をしのげないのか、という照会だったと思います。
>
> ここには元休日であったので「日8時間超え」については言及ありますが、つづきに「週40時間枠」ものせてあるのでしょうか?

そうだったのですね。その際にも再度特別にUPされたことは知りませんでした。

さて、一日単位ではこの通りですが、別途「休日振替の結果、就業規則で一日8時間又は1週40時間を超える所定労働時間が設定されていない日又は週に一日8時間又は週40時間を超えて労働させることになる場合には、その超える時間は時間外労働となる(昭63.3.14 基発第150号、平6.3.31 基発第181号)」があり、労働新聞社の人事労務相談Q&Aにも、これを根拠に同一週内での説明が載っていました。

で、この新聞での質問には、当初から週40時間超設定の週において、同一週内で前後で振り替えただけなのに割増が必要か?との問いでした。これに対して、週単位での労働時間に変更はないとしても、先の通達のように、そもそも労働日としていなかった日が労働日となるわけであり、休日であった日の労働時間が振り替える前の労働日の労働時間と変わらないとすれば、結果として週40時間超となるわけだから、40時間を超えた時間分については割増が必要とのことでした。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 いつかいり さん2016年12月04日 17:35
労働新聞社サイトは読者限定サイトなので、その記述を引用しているサイトを見つけれらませんでした。ですので「結果として週40時間超」となるくだりについて、理解の手掛かりをつかめませんでした。今後何かわかったことがあれば、再度このスレッドに書き込みすることとします。

今回、いろいろ読み漁った収穫としては、欠勤者の代務を入れさせるケースでは、変形労働時間制の適用はできないとの通達を発見したことです(解釈例規昭63.3.14基発150号、昭42.12.27基収5675号)。

これだと、年休とった人の穴埋めを予定する勤務体系なら変形労働制認められないことになります。穴埋めさせられる労働者から見れば、事前配布の勤務予定表にない恣意的運用になるからでしょうが、ちょっと厳しすぎるなと思いました。ではまた。

Re: 1ヶ月変形における振替休日の扱いについて

著者 村の長老 さん2016年12月05日 08:43
私もこの質問をさせてもらった際には、変更したわけでもなく一定の精算期間内での変更なので割増不要であり、と思い込んでいたことに端を発します。変形にて10h/日労働と設定していた日と同一週内での公休日を振り替えた場合、時間の変更はなくとも割増が必要とは知っていましたが、週単位での場合はすぐには理解できませんでした。それ故の質問だったのですが、落ち着いてこれを呑み込むと理解ができました。
1~10  (10件中)
新規投稿する
サイト内検索 総務・労務・経理・法務ご担当の仕事の様々な疑問や困りごとを検索すれば、仕事に役立つ情報が探せます。

注目の検索キーワード

お知らせ

読み物

注目の総務辞書用語

注目のコラム

注目の相談スレッド

総務の森ナビ